タイのテレビ局 Thai PBSの人気番組「ドゥー入る」で、 公益社団法人 国際農業者交流協会(JAEC)の 日本における青年農業リーダー研修事業が紹介されました
10 มิ.ย. 2564
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タイのテレビ局 ThaiPBSの人気番組「ドゥー入る」で、公益社団法人国際農業者交流協会(JAEC)の
タイのテレビ局 Thai PBSの人気番組「ドゥー入る」で、 公益社団法人 国際農業者交流協会(JAEC)の 日本における青年農業リーダー研修事業が紹介されました

タイのテレビ局 Thai PBSの人気番組「ドゥー入る」で、公益社団法人 国際農業者交流協会(JAEC)の日本における青年農業リーダー研修事業が紹介されました。

 

 2021年6月6日にタイ国内で放映された、タイのテレビ局 Thai PBSの人気番組「ドゥー入る」の「日本で農業研修したい人手を挙げて」において、公益社団法人国際農業者交流協会(JAEC)のタイの青年農業リーダー研修事業に参加し、現在ラチャブリ県で畜産業を営むスティー・タサナスントラウォンさんの活動について紹介されました。

 本事業はタイ農業・協同組合省、当タイ王国大使館農務担当官事務所も支援を行っている、JAECによるアセアン地域からの青年農業リーダー向けの約1年の研修事業で、1983年の開始から研修生はタイからだけでのべ500人以上にのぼります。現在多くの元研修生は地域の青年農業リーダーとして、タイ農業の発展向上の核となって活躍しています。

 スティーさんは、31期の研修生で、長野県の高原野菜農家に派遣されました。朝4時に起床し、5時から毎日農作業、休みは雨の日だけだったといいます。またホストファミリーの「お父さん」は大変厳しく、農作業中は、「笑うな」「話しするな」「歌うな」「音楽聞きながら作業するな」と厳しかったそうですが、得るものが多かったといいます。「日本の農業も重労働だが、作業が簡略化されていて、生産コスト、作業工数の削減がされている。一日の作業も明確に指示されていた」といいます。帰国後は土壌改良、水利、路地栽培などの日本で研修した方法など試し、現在は元々の畜産業で、牛と豚を飼育。豚糞の肥料は高く売れると言い、他にも子豚の歯を短く切ることで、母豚の乳首を損傷防止する策、日本の酪農家から得た給餌の方法や農場にトウモロコシを植えることで、収穫後の茎葉を牛の飼料にして活用できるなど様々なアイデアを応用しています。

 また地域社会の中心的存在として、農業の情報交換会や水牛バンクの運営、家畜の病気予防のワクチン接種に中心的役割を果たすなど、地域農業の向上と発展に貢献しています。

 「自分に厳しくすれば、一生懸命さとそれにめげない心がわいてくる」と言い、日本に研修に行ったことで、新しい環境、新しい視点が得られたといいます。

 最後に農業・協同組合省国際部のワニダー部長は「日本では、私たちの東京の(農務担当官)事務所、JAEC、またバンコクの日本大使館、日本の農林水産省からも支援があり、コロナ禍にあっても問題なく事業が行われていることに感謝している」と述べました。

 当事務所としても、日本に来るタイの青年農業リーダー研修生支援への参画、また元研修生がタイの農業振興を担い活躍していることを大変うれしく思います。

 

番組HP https://program.thaipbs.or.th/Dohiru/episodes/78830

 

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